アルゴンプラズマ療法
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ススキ(向島百花園にて)
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鼻腔にある粘膜のひだ下甲介を高周波のアルゴンプラズマにより蒸散する方法で下甲介粘膜に病変のある疾患に対して有効です。
適応疾患
アレルギー性鼻炎(通年性、花粉症)、肥厚性鼻炎などに適応があります。通電しますので心臓に不安のある方は適応外となります。そのときはレーザー光線にて粘膜を焼灼します。
手術実績と効果
過去1年間で1000例以上の手術を行っています。ほとんどの方が鼻症状の改善を認めています。約2年間の効果の持続は認められますが、術後鼻症状が再燃したときは早めに薬物治療を行い、治療効果を長引かせることが必要と思います。
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当院で使用しているアルゴンプラズマ療法装置
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手術手技
1.鼻腔粘膜の麻酔のため、麻酔液を浸したガーゼを片鼻に3−4枚挿入します。約25分から30分程度留置すると麻酔が完了します。
2.電気を逃がすために、右腕内側にアースのテープを貼ります。
3.次いで、アルゴンプラズマにより下甲介粘膜を蒸散します。手術所要時間は両側で約5分間です。創部には止血用のスポンジを挿入します。
4.約10分後にスポンジを摘出し問題なければ終了です。
5.抗生物質と炎症止めを5日間投与します。また、その後は点鼻薬にて経過を見ます。
術後の症状
1.鼻汁:火傷による浸出液が多量に出ます。やや黄色がかったどろーっとしています。この中には、血液を固める成分が多く含まれ、鼻の中でゼリー状になることもあります。
2.鼻づまり:上記の鼻汁が固まったときや、かさぶたがついた時は鼻づまりを生じます。
3.鼻出血:創部は開放創です。強く鼻をかんだりすると出血の可能性があります。
後遺症
手術による重篤な後遺症は認められません。
手術費用
保険診療で行います。自己負担は6000円程度です。
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