夏から秋の花粉症について
花粉症の原因は春のスギ花粉だけでなく、日本には花粉症の原因となる植物が約60種類もあります。地域によって原因植物や花粉飛散時期などが多少ことなりますが、ほぼ1年中なんらかの花粉が飛んでいます。
ここでは現在花粉を飛散している植物および花粉症を引き起こす植物を紹介します。
(株)協和発酵提供資料より
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ブタクサ
花粉飛散時期:8〜10月
分布:日本各地
生育:道端、空き地
北アメリカ原産の帰化植物で、関東中心に全国のいたるところに生えています。8月下旬から9月上旬に花粉飛散量は最大となります。ブタクサは1m、オオブタクサは3mにも成長します。ブタクサ属の花粉は小型(20μm)なため、花粉喘息を起こすことが知られており、わが国ではスギ花粉が問題になる以前はブタクサ花粉症が注目されていました。
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ヨモギ
花粉飛散時期:8〜10月
分布:日本各地
生育:山林、道端、空き地
平地から高山地帯まで広く分布する繁殖力の強い雑草で、草むちやお灸のモグサなどに用いられています。ヨモギ花粉が原因の花粉症の患者さんは比較的多く、ブタクサ花粉と共通抗原となることも少なくありません。
ヨモギ属は種類が多く、花粉抗原としてブタクサ同様に秋のキク科花粉症の代表といえます。
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カナムグラ(クワ科)
花粉飛散時期:8〜10月
分布:日本各地
生育:道端、野原地
人里に多く自生する蔓性の草で、他の植物などに絡み付いて藪を形成します。茎がとても固くて折れにくく、葉や茎にはトゲがあります。花粉は9月を中心に10月にもかなり飛散します。秋の草本花粉として重要視されていませんが、都会ではブタクサ花粉より多いこともあり、無視はできません。
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セイタカアキノキリンソウ(キク科)
花粉飛散時期:10〜11月
分布:日本各地
生育:道端、空き、河川敷地
北アメリカ原産の帰化植物で、「セイタカアワダチソウ」ともよばれています。1950年代から急に目立つようになり、九州北部から全国に広がっていきました。虫媒花のため花粉の飛散量は少ないのですが、まれに花粉喘息や花粉症の原因となることがあります。
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