東京サージクリニック耳鼻咽喉科

副鼻腔炎の治療

右副鼻腔炎、各副鼻腔の陰影が見られる

保存的療法

 

 急性副鼻腔炎の治療は、薬物療法が主体です。特に、抗生物質(ペニシリン系やセフェム系)の投与が不可欠です。それに加えて、頭痛や頬部痛を伴っている場合は、鎮痛剤の投与も必要です。また、レントゲン撮影にて上顎洞に多量の貯留液が認められるときには、上顎洞の穿刺・洗浄が効果的です。多少の痛みを伴いますが、処置後は非常に症状が楽になります。

 慢性副鼻腔炎の治療は、薬物療法と外来処置を中心に行います。薬物療法では急性副鼻腔炎と異なり、抗生物質もマクロライド系抗生物質を第一選択で使用します。さらに、消炎酵素剤の投与も行われます。また、外来処置では副鼻腔のネブライザイー療法が耳鼻咽喉科診療では通常行われています。

 

手術療法

 上記の保存的療法で効果が見られない症例や鼻茸が合併する症例では、手術療法が選択されます。現在の副鼻腔炎の手術は約15年前より様変わりしました。従来、副鼻腔炎(蓄膿症)の手術といえば、顔面の皮膚を剥いで骨を削り、痛い・恐ろしい手術のイメージがあったと思います。しかし、現在では内視鏡の発達により、鼻腔の中からのみのアプローチで手術が可能です。

  当クリニックでは全身麻酔での日帰り手術を積極的に行っています。従来、1週間から10日の入院が必要でしたが、経済的・時間的負担の軽減に役立っています。内視鏡の元で手術を行いますので、術後自分の手術経過を見ることも可能でしょう。

 詳細は「黄川田hana専科」を参照してください。